上田小学校には、岩手大学の外国人教師や留学生の子供たちが通っているので、特別に日本語教室があります。

　最初に、全校集会で日本語教室の子供たちが、日本語と母国語での挨拶を聞きました。どの子供たちも上手に日本語と母国語を話すのに、学生たちは驚いていました。

　全校集会の後、５，６年生の教室で、交流会を行いました。学生たちは、母国語の「こんにちは」、「ありがとう」などを子供たちに教えました。子供たちは、名刺を交換しながら、覚えたばかりの外国語と日本語で、「こんにちは」、「ありがとう」を言いながら交流を行いました。

　最初は相手が小学生ということで、戸惑いもあった学生たちでしたが、遊びながらコミュニケーションをすることで、あっという間に仲良くなり、とても楽しく交流会を行いました。

　6月4日（木）　この4月に入学した中国人留学生の孟起さんが、盛岡市立上田小学校を訪問しました。

　実は、孟起さんは上田小学校の卒業生です。孟起さんは、ご両親が日本に留学していた間、この上田小学校に通っていたのでした。小学校卒業後、中国に帰国し昨年6月に高校を卒業しましたが、日本の大学への進学を目標に日本への留学を決意し、「入学するなら慣れ親しんだ盛岡の学校へ入学したい」と、本校を選んだのでした。

　及川校長先生に、お土産を渡して在学当時の話をしている孟起さんは、母校に帰ってきたことがとても懐かしく、嬉しそうでした。

　また、校長先生へのご挨拶後は、在学している日本語教室の子供たちと対面しました。

　上田小学校は、近所に岩手大学あるため、外国人教員や外国人留学生の子供たちが通ってくるので、10年ほど前から日本語教室が併設されています。